蒸し暑い夏が終わり、寒い季節に差し掛かってきました。
暖房をガンガンにつけて体の外側から温めるのも手っ取り早いかもしれませんが、体の中から温めてくれる美味しいスープをご自宅で作ってみてはいかがでしょう?
朝食に、そして夕食に一品付け足すだけで、栄養もしっかり取ることができますし、体の芯からポカポカ温かくなってくるはずです♪
そこで今回は、バイタミックスで作る寒い冬にオススメのスープ、「ベーコン入りポテトスープ」のレシピをご紹介したいと思います!
ベーコン入りポテトスープのレシピ
<材料> 2人分
- じゃがいも・・・中サイズ 2個
- 玉ねぎ・・・1/2個
- ベーコン・・・1枚
- コンソメ(ブイヨンスープの素でもOK)・・・1個
- 水・・・150cc
- バター・・・10g
- 牛乳・・・150cc
- ブラックペッパー・・・適量
- パセリ・・・適量
- 粉チーズ(お好みで)・・・適量
<作り方>
1.じゃがいもの芽を取り除き、皮を剥いて(※1)、1/6ほどの大きさにカットします。
2.じゃがいもを水に5分ほどさらします。
3.玉ねぎを薄切りにスライスします。
4.じゃがいもを水からあげて鍋で茹でます。竹串が無理なく刺さるくらいの柔らかさで火を止めます。
5.じゃがいもの粗熱を取ります。
6.ベーコンは1cmほどの大きさにカットし、フライパンで炒めます。
7.玉ねぎを炒めます。
8.バイタミックスの2Lコンテナにじゃがいも、玉ねぎ、ベーコン、バター、コンソメ、水、牛乳を入れ、しっかりと蓋をして電源をONにします。
9.スピードダイヤルを1~10まで徐々に上げ、運転モードをHIGHに切り替えます。
10.スープが温かくなるまで5〜6分ほどブレンディングします。
11.運転モードをVariableに切り替え、スピードダイヤルを3に下げます。
12.スープ皿やマグカップなどの食器に盛り付け、6で炒めたベーコンと、ブラックペッパー、パセリ、粉チーズをお好みに合わせてトッピングし、完成です。
※1
じゃがいもをはじめ、野菜には皮部分にも栄養素が多く含まれています。
ソラニンやチャコニンといった天然毒素は芽や緑色に変色している部分に含まれますので、しっかりと取り除けば皮ごとスープに入れていただいてもOKです。
栄養たっぷりでオススメです。
天然毒素は多量摂取すると食中毒を引き起こすことがありますので、芽や緑色に変色した部分がないよう下処理の段階で丁寧に取り除いておきましょう。
★ポイント
- お好みでにんじんを入れても◎。
- ベーコンは香ばしいくらいカリカリに仕上げると美味しいです。
- 玉ねぎは飴色になるまで炒めるとさらにおいしくなります。
- 粉チーズやブラックペッパーをトッピングするとスープによりコクが出て味が引き締まるのでオススメです!
じゃがいもの栄養・健康効果
じゃがいもはフライドポテトやポテトチップスなど、油をよく使う料理が多く、高カロリーなイメージがありますよね。
実はじゃがいもは100gあたり80kcalくらいしかありません。
白ご飯のカロリーが100gあたり170kcal程度なのでじゃがいもの方が実は低カロリーなんです!
また、糖質が脂肪に変換されて体に蓄積されるするのを防ぐためにはビタミンB群が効果的なのですが、じゃがいもにはビタミンB1、ビタミンB2が豊富に含まれているので、余分な糖質が脂肪となって体に蓄積するのを抑えることができる、ダイエットにもオススメの食品なんです!
さらに、じゃがいもに含まれるビタミンCの量はみかんと同じと言われています。
ビタミンCは免疫力を高め、コラーゲンの生成を促したり、鉄やカルシウムの吸収を高めるといった効果があります。
ビタミンCは熱に弱いため、加熱によって失われやすいのですが、じゃがいもの場合はでんぷんがビタミンCを守るため、加熱してもビタミンCが失われにくいのでオススメです。
また、じゃがいもに含まれるカリウムはナトリウムを排出する作用があり、塩分の摂りすぎを調整してくれる栄養素です。
むくみやすい方や血圧が高めの方には積極的に摂取してほしい栄養素です。
じゃがいもは鉄分やパントテン酸も含まれているので、貧血の予防や肌の健康維持、疲労回復やイライラを防止するなど、嬉しい効果がさまざまあります♪
玉ねぎの栄養・健康効果
玉ねぎのツンとしたニオイや辛味のもととなっている硫化アリルという成分は、血液の凝固を抑制するはたらきがあり、動脈硬化予防や血栓予防などの効果が期待できます。
血中コレステロール値の正常化やインスリン分泌の促進、免疫機能の向上、抗ガン作用などにも役立つといわれています。
この硫化アリルの一種であるアリシンには血流を改善する効果があるため、血液をサラサラにして血栓ができるのも予防してくれます。
また、玉ねぎに含まれるケルセチンは玉ねぎの皮に多く含まれており、強い抗酸化作用を持っています。
動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病の予防、抗ガン作用、抗炎症作用、さらにはアンチエイジングにも効果が期待できるといわれています。
玉ねぎには先ほどご紹介した、じゃがいもにも含まれているカリウムも豊富です。
バイタミックスで温かくておいしいスープを作ろう♪
今回は、バイタミックスで作る寒い冬にオススメのスープ、「ベーコン入りポテトスープ」のレシピをご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?
バイタミックスがあれば、温かなスープも簡単に作ることができます。
材料の種類が多くても、丸ごと入れてブレンディングすることができるので、手軽に作れますよ。
寒い冬には温かなスープを。
体を中から温めてくれるおいしいスープを、ぜひご家庭で作ってみてくださいね。